室蘭市を一望できる展望スポットです。測量山の標高は199.6メートルと、あまり高い山ではありませんが、天気の良い日には、羊蹄山のほか、遠く駒ケ岳や恵山岬まで見渡せます。また、野鳥の宝庫としても知られています。
山頂にあるテレビ塔は、メッセージを添えて申し込むことで、日没から深夜0時まで(10月~3月までは深夜23時まで)ライトアップすることができ、昭和63年のライトアップ開始以来、絶やすことなく室蘭のまちを照らし続けています。
1872年、陸地測量兼道路建築長のアメリカ人ワーフィールドが、札幌本道を作るときにこの山に登り、道路計画などの見当をつけたことをきっかけに「見当山」と呼ばれるようになりました。その後「測量山」に改めたことに由来します。
また、昭和6年には、歌人、与謝野鉄幹・晶子夫妻が測量山を訪れ、次のように歌っています。(この時の天候は霧のようです。)
我立てる 即涼山の 頂きの 草のみ青木 霧の上かな 鉄幹
灯台の 霧笛ひびきて 淋しけれ 即涼山の 木の下の路 晶子
名称 | 測量山 |
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所在地 | 〒051-0026 北海道室蘭市清水町1丁目 |
交通・アクセス |
・JR室蘭駅より徒歩50分、車で10分(4キロメートル) ・室蘭ICより車で30分(11キロメートル) |