地球岬は、100メートル前後の断崖絶壁が連なり、快晴の日には展望台から太平洋を一望できる国内でも有数の景勝地です。
「北海道の自然100選」で第1位など、北海道を代表する人気の観光スポットとなっており、元日には、初日の出を参拝するため、地元だけではなく遠方からの観光客でもにぎわっています。またハヤブサの営巣地としても有名です。
大正9年(1920年)4月1日に点灯されたチキウ岬灯台は、地球岬の突端、海抜130mの断崖の上にあり、灯台の光は約44㎞の遠方まで届きます。平成3年に完全自動化になり、翌年無線方位信号所を廃止しました。一般的に灯台は冬の雪と判別するため、外壁には赤や黒の色が混じっており、チキウ岬灯台のような全体が白色の灯台は珍しく、上から見下ろせたり、下部が八角形の灯台という部分も珍しいです。毎年、「海の日」の祝日などに、一般公開されています。
アイヌ語で「断崖」を意味する「チケプ」に由来します。「チケプ」から「チキウ」、そして「地球岬」となりました。岬上の灯台は灯高131メートル、光達25海里。1920年に初点灯しました。
名称 | 地球岬 |
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所在地 | 〒051-0003 北海道室蘭市母恋南町4-77 |
交通・アクセス |
・道南バス 地球岬団地バス停より徒歩15分(1キロメートル) ・JR母恋駅より徒歩35分、車で10分(3キロメートル) ・室蘭ICより車で35分(14キロメートル) |