絵鞆半島の突端にある岬。噴火湾を中心として有珠山、昭和新山、羊蹄山のほか、遠く函館方面まで眺望できます。絵鞆の地名は、アイヌ語の「エンルム(岬)」に由来します。
室蘭地方に先住民族が住み始めたのはこの絵鞆が最初で、7~6千年前とみられるエンルム・チャシと呼ばれる先住民の遺跡が発掘されました。その後、1962年に先住民慰霊碑が建立されました。アイヌ文様の碑面に風が吹くと「ヒューヒュー」と、あたかも先住民の雄叫びに聞こえるように設計されています。
名称 | 絵鞆岬 |
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所在地 | 〒051-0035 北海道室蘭市絵鞆町2丁目 |
交通・アクセス |
・道南バス 絵鞆公園前バス停より徒歩5分(0.4キロメートル) ・JR室蘭駅より車で15分(5キロメートル) ・室蘭ICより車で20分(8キロメートル) |