黒百合咲く大黒島

世界的に知られた伝説的な小島

室蘭港の入口に浮かぶ周囲約700メートル、面積2.4ヘクタールの小さな島です。
1796年、英国船プロビデンス号が来航した際に、水兵のハンス・オルソンが事故死して葬られ、そのころからオルソンの死を慎むかのように黒百合が咲き始めたという伝説があります。海事関係者の間では、オルソン島の名で知られています。

大黒島の由来

大黒島と呼ばれるようになったのが、いつ頃なのかは明らかではありませんが、寛政11年(1799)、渋江長伯が蝦夷地調査の幕府の命令を受け、この地域を訪れた紀行「東遊奇勝」に「大黒島海中に相対・・・」と記録されていることから、寛政11年にはすでに大黒島と呼ばれていたようです。

基本情報

名称 大黒島
交通・アクセス 大黒島へ渡る公共の船はありません。
祝津公園展望台や絵鞆岬展望台からご覧ください。