鉄の街で栄えた室蘭の夜景の歴史は古く、その時代時代で夜景の魅力を伝えるべく、さまざまな取り組みが行われてきました。
昭和11年(1936年)「室蘭之景勝」、昭和33年(1958年)「室蘭 MURORAN」と、室蘭夜景の絵はがきの作品あります。この頃からすでに室蘭の夜景が認知されていました。
昭和36年(1961年)8月28日19時より測量山山頂にて関係者200名程が出席して開催。
昭和63年(1988年)7月29日から31日に開催された「むろらん港まつり」に合わせて、北海道電力室蘭支店が測量山の電波塔をライトアップ。
当初、このライトアップ設備は、お祭り期間が終了すると他の都市へ移設される予定だったが、継続を願う市民の声を受け、室蘭ルネッサンスがその設備を引き受け、市民の方々から申し込み料を維持経費に充てることで常設点灯を決定し、同年11月26日より室蘭の夜景の象徴でもある、希望の灯(ともしび)測量山ライトアップが点灯開始しました。
新宮正志室蘭市長(当時) が会長となり、長崎市の提唱で平成5年に発足。
平成11年(1999年)10月14日、室蘭プリンスホテルにて、室蘭・函館・札幌の道内3市をはじめ、新潟・岐阜・倉敷・尾道松山・高松・北九州の計10市から観光担当職員ら約20人、一般市民ら約150人が参加をして、各都市の夜景の魅力を発表しました。
平成21年(2009年)発行の「広報むろらん」9月号で市民対話課が撮り溜めた夜景写真を使ったカラー特集が、市民の関心を呼んだ。
夜景だけでは集客力が弱いという見方が多く、さまざまな観光資源を組み合わせた複合的な魅力を発信するために発足。
■室蘭観光推進連絡会議
構成団体:室蘭市役所・室蘭商工会議所・一般社団法人 室蘭観光協会
平成21年12月発足
2つのワーキンググループから魅力の発信
・「夜景・ものづくり観光」WG
・「食の観光」WG
・定員の5倍以上の倍率。再度見学会を行う事を決定。
・2回目の募集に対しても、117名の応募。市民の夜景に対する関心の高さを感じた。
・道南バスでもバスツアーを催行。有料にも関わらず2回で約130名の申し込み。